2023.12.01

クラフトジン晴明　販売開始

満月の日に蒸溜する特別なジン「晴明」

安倍文殊院は平安時代の陰陽師・安倍晴明公(921年2月21日生)が天文観測をしたと伝わるお寺です。

仏教では満月は悟りであり仏の心とされ、浄化や神秘的な力があるとされています。

安倍晴明公生誕1100年（2021年）より年に一度限り、満月の日（中秋の名月）に大和蒸溜所にてKIKKAGIN「晴明」を蒸溜しています。

「晴明」は大和橘、大和当帰・ジュニパーベリーの三種類のボタニカルを使用するKIKKAGINに寺の境内で栽培した【赤紫蘇】と奈良県産【大和茶の抹茶】を加えています。

安倍文殊院を連想させる香りのクラフトジン（蒸溜酒）となりました。

ジントニック、炭酸水で割るジンソーダ、水割り、ストレートやオンザロックなど様々な飲み方でお楽しみ下さい。

大和蒸溜所より安倍文殊院に届けられたジン「晴明」

本堂の国宝・文殊菩薩御宝前で召し上がる方の皆様の想いが叶うように祈願しています。

安倍文殊院より祈りを込めて

橘花ジンの輪郭は持ちながら紫蘇を乾燥させて使用した事で、焙煎香にも似た香りが特徴です。

爽やかな柑橘の香りと共に少しカカオに似た香ばしさを感じますが、抹茶の甘さと相まってアフターには心地よい余韻が残ります。

限定500本　年に1度の数量限定生産品です。ご希望の方はお早めにお申込み下さい。

販売開始：2023年12月1日

奈良県産ひのきで作製した五芒星コースターをプレゼントしています。〈ジン1本につきコースター1つ〉

※ これはお酒です。アルコール度数45度

※ 法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されています。未成年の方は購入できません。

お申込みページ

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【大和橘】「永遠に香っている果実」という意味の非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)という名で伝わる日本固有種の柑橘

【大和当帰】日本書紀にも名が記載され古より使用される生薬

【赤紫蘇】安倍文殊院の境内で栽培した魔除の植物としても知られる植物

【大和茶の抹茶】弘法大師が唐よりお茶の種子を持ち帰り、奈良・宇陀に植えてお茶の製法を伝えたことが起源とされている大和茶の抹茶

ジンのルーツは、薬用効果があると言われていたジュニパーベリー入りの医療用飲料です。

14世紀に入りヨーロッパで蒸留技術が発達したことで、洗練された蒸留酒として発展し、味わいを追求されるようになりました。

現在では世界各地で風土が溶け込んだジンを作る小さな蒸留所が生まれ、クラフトジンとしてさらにジンの世界が広がっています。

かつて日本の都があった奈良は漢方薬伝来の地とも言われ、現在でも奈良には製薬会社や漢方薬局が多く、中には約700年の歴史を持つところもあります。

かつてシルクロードの終着点として様々な文化や技術が伝来した大和。

この地で古より育まれてきたボタニカルを使用し、この土地でしか造る事の出来ないジンを目指して大和の名を冠した蒸溜所を立ち上げました。